「なぜ、建設工事のユニット化なのか」の2として、
次にあげる解決すべき問題は『人手不足』です。
下図によると、バブル景気による建設需要の高まりにより、昭和61年から平成4年にかけて人
出不足が露呈し、請負単価の高騰などで魅力的な産業となり平成9年にピークを迎えるまで建
設就業者は増加しておりますが、バブル景気の崩壊に始まる建設需要の低下によって供給過
多が起こり、ピーク前の平成4年に比べると技能労働者が23パーセントも減少しています。
そのうえ、他産業に比べて若年層の入職者の減少に加えて若者の比率がダントツに低いなど、本当に危険な状況にあります。
建設業は、すぐそこに超高齢化業界になることが確定しています。
『ひとからユニットへ』
必ず起こる未来です。