提唱者としてのメッセージ

弊社は2011年より未来志向への転換を本格化させる事を決意しました。

この未来志向とは、基本理念である「志ある生き方」を軸として、弊社が建設業界の体制的・技術的イノベーションの中心にあり、業界を牽引するリーディングカンパニーとなる事を目的に事業革新を行う事であり、その一つとして現在取り組んでいることが、鉄筋工事の完全工業化であります。弊社は鉄筋工事の専門業者でありますが、これからの人口激減と就労人口減少に備えて建設の完全な施工システム化を創造しリーディングカンパニーとして、この構造的な社会問題の解決に挑戦したいと覚悟しています。

この日本は、人口激減の中でいかに内需を育成し、それに対する供給体制を整えるかを真剣に考えて、即時の行動に移さなければならない状況にあります。賃金も世界有数の高さで、技術的優位性も薄れ、資源も乏しく、将来的に市場としても期待できない日本は一部の研究機関や企業をのぞいて、世界から必要とされない存在になりつつあると考えます。その中にあって私たちが進むべき道は、世界的市場を考えて日本にとっても有益性のある地球的な相互依存の経済活動が出来る企業に育つことであると信じています。

地方の零細企業である弊社が、この夢を達成するためにはこれまでのような資本や設備などの物的資本を背景とした堅実に見える成長戦略より、究極の独自性や専門性などの知的財産を背景とした「world niche market」を求めていく必要があると確信しています。

2011年事業革新を始めたときは、私の考えが会社の全員(8人)に受け入れられず、四面楚歌の中でのスタートとなりました。現在は、社員14人の中から私を含め5名の専門チームを組織し、既存事業と共に研究開発を進めています。この、イノベーションには多くの仲間を必要としますが、その発信を続けて3年が経過し、日本中で提唱し続けたことに、少しずつではありますが反応が見られるようになりました。それは大手アパートメーカー様や強靭住宅専門のハウスメーカー様をはじめ、各県の同業者などです。しかしながら、モデル構築までに止まっている、もしくはまだ実験段階に留まっているなど、まだまだ本格化には程遠い状況にあります。

しかし、それを可能にするのは「挑戦者が勝者となれるイメージが出来るビジネスモデル」を構築する事であると考えています。

現場で必要な職人数を大幅に削減し、最少人数での建設工事を実現できる唯一のモデル構築に向けた取り組みとして、先ほどの“知財”を背景としたビジネスモデル構築を進めております。これは完全なる工業化に向けての大きな一歩となり、やがて迎えるであろう建設業をはじめとした日本の内需産業の崩壊を延命させることが出来る有効な手段となると信じて人生をかけております。

ひとりでも多くの仲間がここに集い、一緒に素晴らしい未来を創造できることを祈っています。

眞部達也

ジャバラユニット工法の提供エリア拡大について

2014年11月1日より、弊社ジャバラユニット工法の直接販売エリアに兵庫県が加わりました。

範囲拡大により、パートナー企業を募集します。

条件としては、「経営者様が前進思考であること」「資材倉庫を持っている事」以上です。

お問い合わせは、担当の専務 眞部まで電話かMailでお問い合わせください。