シリーズ1「なぜ建設工事のユニット化なのか」

これからの、建設業界はいくつかの大きな問題と向き合うことになります。

これから「なぜ建設工事のユニット化なのか」を連載として伝えていきたいと思います。

ひとつめは高温による、作業環境の悪化です。

高松地方気象台HP 平成25年度地球温暖化講演会資料によりますと、気温が年平均で3℃前後上昇します。

1℃で約100㎞緯度が下がるのと同じですから、3℃で四国の気温が300㎞南下するということになります。1890年代より四国の気温は4℃程度上昇していますから、2010年代は、気温で考えると1890年代の屋久島あたりの気温になっているということになります。

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こうなってくると、夏季の現場はどうなるのでしょうか。

捨てコンクリートやデッキプレートなど様々な部材からの反射熱や、熱を吸収して持てないほどに焼けた鉄筋など、実質気温45℃以上の過酷な環境での作業になります。

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ますます、従事者が居なくなってしまいますね。

今でも「ひと夏超えたら、大丈夫」という言葉があります。

これからは一体どうなるのでしょうか?

これ以上暑くなると、夏季は作業出来なくなってしまいますね。

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